働き者の臓器「肝臓」

看護師

肝臓は人間の内臓の中でも非常に重要な働きをしています。

昔から言われる「肝心かなめ」という言葉があるようにその大切さは古来から知られており、内臓の中では最も大きく、体重の5%にもなるそうです。

 

人が食物を口に入れ、胃で砕かれ腸で消化吸収した栄養分が肝臓に運ばれると、体が実際に使えるエネルギーの形に変換、貯蔵し、必要な時に放出し人の運動エネルギーとします。よく動物の内臓(レバー)を高栄養価の食品として食べるのはこの貯蔵機能により蓄えられた栄養素が摂取できるためです。

 

そして次にアルコールや薬、肉類、反自然的な人体に負担をかける
あらゆる物質が体内に侵入した場合、これらの解毒にも大きく働きかけます。
これは口から入った食品、飲料だけに留まらず、皮膚から浸透してきた物質においても肝臓が解毒します。

 

そして食物を消化吸収する段階で、動物性たんぱくなどはアンモニアという有害物質を作り出します。これらも解毒し尿や便に運び排出させる仕事もしているのです。

 

脂肪の吸収に必要な「胆汁」を分泌するのも肝臓の役割です。
この胆汁は語源がギリシャ語で、いわゆる「コレステロール」のことなのです。

 

胆汁の異常分泌は過剰な肉食が原因で起こり、胆石を作ったり血管を壁にこびりついたりします。
コレステロールの摂り過ぎが成人病の大きな要因になるのはこういうメカニズムなのです。

 

肝臓は人間の体温を作る所でもあります「冷えは万病の元」とよく言いますが、
体を冷やすと肝臓は優先してその改善に働きかけます。
なぜなら全ての臓器、機能はある一定の温度が保たれていないと正常に動かないからです。
大腸にいる腸内細菌なども温度には敏感です。ゆえに肝臓は全臓器の管理塔でもあります。

 

肝臓は非常に強く、一部を切り落としてしまっても、
また再生するくらいタフな臓器である一方「沈黙の臓器」とも言われ、
不調が起きても症状が顕れにくい特徴を持っています。

 

症状が出て来るころにはかなり事態が悪化している時で、
一度病気になると治療は難しく、治癒率の低い病気となってしまいます。
人間の不摂生や健康管理の甘さの尻ぬぐいを黙々と壊れるまでし続けている臓器なのです。

 

このサイトではそんな働き者の臓器「肝臓」を労わるための豆知識を紹介していきます。

 

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